レバレッジ制限とは? 海外FX業者のレバレッジ変化を追ってみた

海外業者を選ぶ最大のポイントにレバレッジを意識している人は多いです。

それもそのはず、レバレッジを気にせずにFXするならわざわざ海外業者を使うのではなく、国内業者を選べばいいだけですから・・

海外FXではレバレッジ100倍以上は当たり前の世界。中には1000倍超の業者も存在しています。

また、業者によっては口座タイプによって最大レバレッジが異なっていたりします。このページでは海外FX業者の主要口座「スタンダード口座(STP口座)」、「ECN口座」にスポットを当ててレバレッジの比較から海外ブローカーを見ていきます。

STP口座とECN口座の違い

簡単に言うと取引処理の違いです。

STP口座では

トレーダーが注文→FX業者が受け取り→マッチングする金融機関などのカバー先に流して売買→注文成立

という流れになります。この過程は完全に自動化され売買の成立は即座に行われます。仲介者としてFX業者が入っているので仲介手数料がスプレッドとして上乗せされます。ECN口座よりSTP口座のスプレッドが大きいのはこの仲介者の存在によるものです。

一方のECN口座では

トレーダーが注文→FX業者はそのままインターバンク市場へ流す→インターバンク市場で売買→注文成立

という流れ。

FX業者はカバー先の金融機関を探す必要がなく、注文もそのままインターバンクに流しています。

ここが大きな違いです。マッチングもカバー先銀行ではなく、インターバンク市場で行います。

カバー先銀行を通していないため、スプレッドを小さく抑えることができます。

一般的にECN口座では、FX業者によるインターバンク市場とトレーダーとの取次のため、手数料が別途発生します。

しかしながら、大口の取引であるほどスプレッドとしての手数料は大きくなるので一般的に手数料が発生してもECN口座の方がコストは安くなるとする見方もあります。

このへんは業者・取引スタイルによります。

海外FX業者にはレバレッジ制限がある

いくら海外業者だからといって

「資金1億円でレバレッジ500倍で取引していいですよ」

ってことはありません。かなりハイリスクハイリターンですが、大当たりしたら利益が億単位なんてことがありえます。

そういうことで、海外業者ではレバレッジ制限を設けているのが一般的です。

これはトレーダーの資金保全という意味では、当然の処置です。

例えばFBSでは口座残高200ドルまでは3000倍のレバレッジで取引できますが、3万ドルになれば500倍

各海外業者のSTP口座、レバレッジ制限の内訳は以下の通りです。

口座資金(万円)XMAxioryFBSLand-FX
0~28884003000500
2~20  〃2000
20~50  〃 〃1000〃 
50~200 〃 〃500〃 
200~300200
300~500200
500~1000200
1000~1500100300100
1500~2000100
2000~200

ほとんどの業者でレバレッジ制限があることが分かります。

とは言っても、国内業者の最大25倍に比べたらどこも大きいので取引上の問題はあまりないかもしれません。

また、業者によってはポジション量に応じてレバレッジ制限が掛かるところもあります。

唯一、TitanFXだけは例外的にレバレッジ制限がありません!

口座資金が200万を超えても最大レバレッジ500倍のまま取引ができます。

しかし、そんなTitanFXもレバレッジ制限を発

動することがあります!

2016年のイギリスEU離脱投票の時は各社一斉にレバレッジ規制に走りました。フランス大統領選時もユーロ関連のペアは制限が掛かるなど、大きく相場が動く情勢や出来事が絡むとレバレッジが制限されます。

TitanFXも同様です。

そういう特別な事情によってレバレッジ規制が発生するときはメールで知らせてくれます。

また、残高に応じたレバレッジ制限もメールで知らせてくれる事が多いです。

レバレッジから海外FX業者を選ぶ

スタンダード口座(STP口座)

一般的な口座タイプです。レバレッジはECN口座より大きいことが多く、海外業者なら必ずこのタイプの口座が設けられています。

主要ブローカーのレバレッジ比較です。

業者XMFBSTitanFXAxioryLand-FX
レバレッジ8883000500400400

FBSが圧倒的です。

ここからレバレッジ制限を考慮してグラフ化してみます。

結論として口座残高100万円を超えた辺りからはどの業者も変わりません。最終的に100~200倍に落ち着きます。

青色のTitanFXのみレバレッジ制限がないので一直線のグラフになっています。他業者はほぼ変わらない位置に収束。

口座残高に応じた最大レバレッジを提供をしている業者は以下の通り。

残高(万円)0~5050~100100~200
レバレッジ1000888888
業者FBSXMXM
200~500500~10001000~20002000~
500500500500
TitanFXTitanFXTitanFXTitanFX
口座残高50万円までなら

FBSが最も大きいレバレッジを提供しています。3000倍→1000倍に落ちるまでの過程が早いです。少額でレバレッジを掛けて利益が出たらこまめに出金というトレードスタイルに適しています。

200万円までなら

XMの888倍が最も大きいレバレッジになります。口座残高が200万円を超えたらレバレッジが200倍に一気に落ちるので、ポジション保有中の方は証拠金率に気を付ける必要があります。

500万円以上なら

TitanFXの500倍です。TitanFXはレバレッジ制限がないので、残高が億単位になっても500倍のレバレッジが使えます。レバレッジが変わると証拠金率も変わります。TitanFXでは、証拠金率の変化がないため口座残高によらない取引が可能になります。

上記はあくまで口座残高に応じたレバレッジ制限です。

別の要因によって制限されることもあります。

レバレッジを下げられるのが嫌な方は出金したり別口座に資金を移動させるなどして対処します。

ECN口座

STP口座と比較してスプレッドがより小さいのがECN口座の特徴です。

この口座を主に利用するのはスキャルピング取引をするトレーダーか、EAを多用した売買を何回も繰り返すトレーダーです。

取引量に応じて手数料が発生します。大体の業者が1Lot(10万通貨)における片道(発注)における手数料を掲載していますが、発注だけでなく決済時(往復)にも同じ額の手数料が発生します。

手数料は業者によって異なります。

各業者が提供しているレバレッジは以下の通り。手数料は1Lot片道あたり。

業者XMFBSTitanFXAxioryLand-FX
レバレッジ500500500400200
手数料(ドル)563.533.5

手数料を考慮したらTitanFXもしくはAxioryが使い勝手が良いです。

ECN口座でもSTP口座と同様にレバレッジ制限があります。

口座残高XMAxioryLand-FXTitanFX
0~200500400200500
200~500200400
500~1000400100
1000~2000100300
2000~200

TitanFXはECN口座においてもレバレッジ制限がありません。500倍のレバレッジが継続されます。

Axioryに関しても残高1000万円までは、400倍を維持しています。

AXIORYとTitanFXは元々、スキャルピングに特化した業者です。したがってECN口座を選択するユーザーが多くいます。

スプレッド、手数料、レバレッジ制限

他社と比較してECN口座における環境はAXIORYTitanFXが優れています。