cTraderのcBotを使った自動売買の方法

MT4/5でシステムトレードを行うにはEAを使いますが、cTraderではcBotを使って自動売買を行います!

 MT4/5cTrader
自動売買ソフトEAcBot
プログラミングMQL4/5C#
開発者環境Meta EditorcAlgo

比較表を見れば違いが分かると思います。

cBotの作成にはcAlgo(C#)が使われます。cBotは標準で搭載されているモノもありますし、世界中のトレーダーによって作成・公開されているものも多数あります。

数自体はEAのように多くはありませんが、年々数が増えてきましたね。

cBotの使い方は何も難しいことなく、Meta TraderでEAを使った経験のある人ならすぐに使用できちゃうぐらい簡単です!!

今回は、バックテスト、評価、実践投入等、cBotの使い方についてまとめてみました。

cTraderをダウンロードしておこう!

cTraderを採用しているFX会社は全世界で20数社ですが、国内ブローカーでの採用は1社のみです。

そのほとんどが海外ブローカーになります。cTraderが使える有名業者の1つがAXIORYです。

スキャルピング向けのナノスプレッド口座が評判が良く、cTraderとの相性も良い業者です。

AXIORYでcTraderのデモ口座を作成することができます。

デモ口座を使えば仮想資金を使って自動売買を行うことができます。興味がある方は導入しておきましょう。

バックテストの設定から実施まで

運用に値するかどうかを過去データを元に判断(バックテスト)

評価が良ければ実践投入(リアルトレード)

 

Meta TraderではEAを実践投入する前にバックテストを行いました。

cBotの性質を知る上でもバックテストはやっておいた方が良いでしょう。バックテストの機能は標準搭載されていますので、使い方を紹介。

左メニューのAutomateからcBot一覧を表示します。

cBotの+からインスタンス追加で通貨ペアを選択。上画像はSample RSI cBotをドル/円に適用させたものです。

からcBotの設定値を調節します。上図の場合、四本足の終値を指定、RSIの期間は14日、取引量1Lotsという設定になります。

この設定の仕方によって収益が上下します!

当然、ボラティリティの状況によって合う設定、合わない設定というものがあります。

バックテストは現在のボラティリティと近い状況でシュミレーションして収益を上げられるかどうか?を確認する意味がありますので、様々な設定の下でテストを実施するのが良いかと思います。

設定が終わったら、チャート上タブのBacktestingを選択して、シュミレーションする期間をスライダーで調節します。

Meta Traderはヒストリカルデータを持ってきて10年スパンで検証できましたが、cTraderは8年程が限度です。

からバックテストの環境設定ができます。取引開始時の資金、手数料(10Lotごとの)、スプレッドは現実のトレードに合わせた方が実践投入時の誤差は小さくなります。

上図はビジュアルモードをONにしてバックテストを実行したものです。取引や収益がビジュアル化して視覚的に確認できますが、テスト終了まで時間が掛かります。スピードで最大×100000倍速まで設定できます。

成績評価でcBotの優劣判定

バックテスト終了後、チャート下にcBotの成績が表示されます。

成績とは、プロフィットファクタ、ドローダウン、資金推移、勝利トレード数・率などcBotを評価するありとあらゆるデータを指します。

有効証拠金タブで口座残高の推移が確認できます。

上図だと、10,000ドルでスタートして最終的に11,700ドルまで資金を伸ばしていることが分かります。

履歴タブから、バックテスト中に行った全取引を確認できます。

チャートと履歴はリンクしていますので、履歴をクリックすると売買タイミングを見ることができます。

取引統計情報タブは最も重要な項目です。ここに主要なデータが網羅されていますね。

特に注目すべき点はプロフィットファクターです。

プロフィットファクターは純利益と純損失の比率です。

1.0以上なら

 

純利益 > 純損失

 

となるため、利益を出せるcBotだと判断できますね。

評価する上でプロフィットファクターが1.0以上であることは絶対です。数字が大きければ大きいほどより優秀だと判断できますが、1.0未満であれば使うのは避けなければなりません。

ドローダウンは資金の落ち込みを表しており、パーセンテージが大きいほど残高または有効証拠金が大きく下がったことを意味しています。

Long Tradesが買い、Short Tradesが売りトレードを意味しており、トレードごとの結果も確認できます。

cBotの最適化とは?

バックテストの始めにパラメーターの設定をしましたね?

上図はRSIの期間を14日としたもので、利益は1,721ドルです。設定値によってどれだけ収益に違いが出るのか見てみると・・・

期間を10日に設定した場合は利益は362ドルまで落ち込みます。パラメーターで収益が大きく変化するのが見て分かるかと思います。

バックテストを行う主目的は利益を最大化できるパラメーターを探し出すことです。

そして最適なパラメーターを探し出すことを最適化といいます。

 

パラメーター値を変更

バックテスト

 

この繰り返しを手動で行うのは大変な事ですね・・・そこで、cBotの最適化機能を使います!

この機能を使えばcTraderが自動でパラメーターを変更 → 様々なパターンでバックテストを行ってくれます。

最適化タブを開くと上図のようになっています。

バックテストと同様に仮想資金やスプレッドの設定を行います。期間をスライダーで調節するのも同様ですね!

上図は「パートナーズ」をクリックしたものです。

時間軸やPeriod、Quantityなど最適化をどこからどこまで試行するのか?をここで設定します。

上図の例だと、

 

① 時間軸 → h1~h4まで4本の時間軸が対象

② Periods(今回はRSIの期間) → 9日~19日の設定が対象

③ Quantity(注文量) → 0.01Lots~1.05Lotsまで0.01刻みの全てで試行

 

最適化モードでは、①~③の設定値をありとあらゆるパターン(組み合わせ)で検証します!そのため、設定幅を大きくしすぎると処理に時間が掛かることがあります。

「基準最適化」で何に最適化したいのかを選択します。

取引によっては

 

「ドローダウンを小さくしたい」

「最大利益を狙いたい」

「損失を小さく抑えたい」

 

など色々な考え方があるかと思います。そんな時に基準最適化を使います!例えば最大利益とすれば、利益が最大化するパラメーターを試行して教えてくれます。

最適化を実行した結果が上図で、利益最大化の順に並んでいます。右画面にパラメーターごとの結果が並んでいます。

「適用」を押すと、その結果に至ったパラメーターが自動的に挿入されます。

上図の場合、

2時間足でSourceをClose、RSIの期間19日、注文量1.03Lotsにした時に最も大きな利益5,610ドルを稼ぐことができた。

という結果になっています。

リアルトレードに自動売買を適用させる

リアルトレードへの適用はスタートボタンを押すだけです!停止も同様に停止ボタンを押すだけの簡単仕様です。

cBotを常時稼働させるならVPS!

cBotもEAと同じようにcTraderが動き続けていないと本来の力を発揮できません!

当然ながらPC電源OFF時はcBotは動きません・・かといって自宅のパソコンを24時間つけっぱなしにするのもリスクがあります。

そこでVPSを使いましょう!

VPSはウィンドウズサーバーのことでして、Meta TraderやcTraderをサーバー上にインストールすれば24時間365日稼働させ続けることができます。

残念ながらAXIORYはVPSを取り扱っていないので、別会社でレンタルサーバーを借りる必要があります。

国内VPSだとお名前.comのサーバーが有名です。

お名前Windowsデスクトップ

海外VPSだと条件が揃えば無料で使えるところもあります。興味がある方は参考にしてください!

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投資歴11年。FX歴7年。負けに負けまくってFXの難しさを悟るლ( ˇωˇლ)現在はシステムトレードがメイン。 好きな投資の名言 (´・ω・`)「ルール その1:絶対に損をしないこと。ルール その2:絶対にルール1を忘れないこと。」
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