XMTradingで取引できる貴金属は金・銀・パラジウム・白金の４種類！現物・先物の違い、レバレッジの違い、スワップの有無等、それぞれの銘柄には特徴があります。
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金（GOLD）XMで最も人気の貴金属銘柄
歴史上誕生した最も古い通貨の一つが金です。金を動かす要因は、「インフレとデフレ」「需要と供給」「市場」であり、これらの力の組み合わせによって価格が形成され、場合によっては力強いトレンドを確立します。100年以上にも遡れる長い歴史から市場分析がしやすく、テクニカルなトレーダーに最適です。また、ファンダメンタル分析もしやすく、市場センチメント（ポジティブかネガティブか）を読み解くのが最も簡単な戦略です。前者の場合は金価格は下落する可能性が高く、後者の場合は上昇する可能性が高くなります。
XMtradingのCFDの中でも金取引は最も人気があり、レバレッジは最大1,000倍と他社に類をみない設定です。また、FXと同様に24時間取引が可能であり、様々なインジケータやEAを使った自由なスタイルでトレードができます。
| 最大レバレッジ | 最小取引数量 | 最大取引数量 | 平均スプレッド |
| 1,000倍 | 0.01ロット | 50ロット | 35ポイント |
| スワップ（買/売） | 最小証拠金※1 | ストップレベル | 取引時間※2 |
| （-14.89/9.63）ポイント | 243円 | なし | 月曜日7:05～土曜日6:5 |
※1 金価格1,800ドル、ドル円135円、スタンダード口座として計算。マイクロ口座の場合、必要証拠金が1/100になります。
※2 平日6：55～7:05はメンテナンス
銀（SILVER）金と並ぶ人気商品
金と同様に取引量が多くボラティリティが高い為、世界中でトレードされる金属です。銀はまた、幅広い産業用途があり、電子機器の半導体、歯科用、太陽電池など、実需要が大きく安全な資産と認識されています。銀を取引するアプローチで有名なのが、金銀比価です。金と銀は基本的に同じ方向性を持つため、比率から乖離を見つけ出しトレードするものです。ファンダメンタルとしては、中央銀行の動向（特に銀の買い入れ）、宝飾・産業需要、ドルとの相関を意識する必要があります。
レバレッジは1～400倍まで設定が可能。1ロット=5,000オンス、最大50ロットと大口注文にも柔軟に対応しています。金同様に取引制限は一切ありません！
| 最大レバレッジ | 最小取引数量 | 最大取引数量 | 平均スプレッド |
| 400倍 | 0.01ロット | 50ロット | 35ポイント |
| スワップ（買/売） | 最小証拠金※1 | ストップレベル | 取引時間※2 |
| （-1.43/-0.26）ポイント | 354円 | なし | 月曜日7:05～土曜日6:50 |
※1 銀価格21ドル、ドル円135円、スタンダード口座として計算。マイクロ口座の場合、必要証拠金が1/100になります。
※2 平日6：55～7:05はメンテナンス
パラジウム（PALLADIUM）自動車産業に欠かせないレアメタル
白金属の一種で非常に希少な金属であり、一般的にレアメタルと称される金属です。元々は宝飾用の高級金属という位置づけでしたが、優れた触媒機能から必要不可欠な金属へと変貌しました。年間算出されるパラジウムの実に75%は自動車業界で利用されています。金融商品としては比較的新しいパラジウムですが、希少性、実用性からファンダメンタル的な要素を強く持ち合わせています。産出国の１位２位はロシア、南アフリカであり、生産体制や政治状況に価格が左右されます。また、インドなどの新興国の自動車需要など、注視すべき点が多くあります。
XMTradingのパラジウムは先物取引（CFD商品）として提供されます。したがって、金や銀と異なり、スワップポイントがありません。また、満期日が設定されており、満期日になると強制的に決済されます。
産出量世界一であるロシアの政治情勢の影響を強く受けます。ウクライナ問題のような不安要素があるときは、慎重に！
| 最大レバレッジ | 最小取引数量 | 最大取引数量 | スプレッド |
| 22.2倍 | 1ロット | 45ロット | 400ポイント～ |
| スワップ（買/売） | 最小証拠金※1 | ストップレベル | 取引時間※2 |
| なし | 133,650円 | なし | 月曜日7:05～土曜日6:10 |
※1 パラジウム価格2,200ドル、ドル円135円として計算。
※2 平日6：55～7:05はメンテナンス
白金（PLATINUM）金以上に希少なレアメタル
レアメタルの一種であり、高価な金よりさらに希少な金属です。毎年、鉱山で産出される量が金が1700トンであるのに対して、白金はわずか130トンです。パラジウムと同様に需要の大半は触媒コンバーターとしてものです。自動車業界が堅調な時、白金もより良いパフォーマンスを示します。ただし、電気自動車の普及により白金やパラジウムの需要は減少するものと予想されており、今後の動向に注視する必要があります。また、白金は他金属とチャートが連動する事があるため、価格の乖離なども注意深くみておきたいところです。
先物CFDとして取引できます。取引期間は３か月となっており、満期日を迎えたポジションは強制決済されるため、そのまま建玉を保有したい場合は手動でロールオーバーします。
金・銀はマイクロ口座では、取引条件が変わりますが、パラジウム・白金はマイクロ口座でも取引条件は変わらないのでご注意ください。
| 最大レバレッジ | 最小取引数量 | 最大取引数量 | スプレッド |
| 22.2倍 | 1ロット | 100ロット | 300ポイント～ |
| スワップ（買/売） | 最小証拠金※1 | ストップレベル | 取引時間※2 |
| なし | 58,320円 | なし | 月曜日7:05～土曜日6:10 |
※1 白金価格960ドル、ドル円135円として計算。
※2 平日6：55～7:05はメンテナンス
貴金属の銘柄追加方法
貴金属を取引銘柄に追加するにはMT4またはMT5にログイン後、上メニュー「表示」→「銘柄」から選択できます。
Spot Metalsと表示されているものが金と銀、Precious Metalsがパラジウムと白金になります。
因みに金と銀は現物取引なのに対して、パラジウムと白金は先物取引（Futures）になります。基本的な売買方法はFXと同様ですが、先物取引にはポジションの保有期限があるのと、スワップポイントがありません。
特に保有期限（満期日）にはポジションが自動的に決済されるので、注意しましょう！
満期日（限月）の確認方法
満期日は公式サイトでチェックできます。
公式サイトにアクセス後に上メニュー「取引」→「貴金属」からカレンダーを確認します。
上図でいえば、パラジウムの取引開始日が2022年2月23日で満期日が5月31日に設定されています。つまり、取引可能な期間はおよそ３ヶ月であり、5月31日には強制決済されます。また、満期日が近づくと次の市場が開くため、ポジション持ち越ししたい場合は、現在のポジションを決済すると同時に次市場で同ポジションを建てる事で実質的な持ち越しが可能です。（ロールオーバーといいます）
証拠金の計算方法
金・銀の証拠金は、「ロット数 × コントラクトサイズ× 市場価格÷レバレッジ」によって計算されます。
白金・パラジウムの証拠金は、「ロット数 × コントラクトサイズ × オープン価格 × 証拠金率」によって計算されます。コントラクトサイズ、証拠金率は下記を参照してください。
| 銘柄 | コントラクトサイズ | 証拠金率 | 最大レバレッジ |
|---|---|---|---|
| 金 | 100 oz | - | 1000倍 |
| 銀 | 5000 oz | - | 400倍 |
| パラジウム | 10 Troy ounces | 4.5% | 22.2倍 |
| 白金 | 10 Troy ounces | 4.5% | 22.2倍 |
計算式に市場価格が入っていることから分かると思いますが、必要証拠金はその時点の価格によって変わります。
2022年8月時点の価格（金1,800ドル、銀21ドル、パラジウム2,200ドル、白金960ドル、ドル円135円）における必要証拠金は下表のとおりとなります。
| 銘柄 | 最小取引単位 | 最小証拠金 |
|---|---|---|
| 金 | 0.01ロット | 243円 |
| 銀 | 0.01ロット | 354円 |
| パラジウム | 1ロット | 133,650円 |
| 白金 | 1ロット | 58,320円 |
スプレッドの計算方法
スプレッド（円）の換算式は、「ティックバリュー✕ロット数✕スプレッド（ポイント）✕ドル円レート」で表されます。
例えば金のティックバリューは1でスプレッドが35ポイント、ドル円レート135円とすると、１ロット新規注文時のスプレッドは、スプレッド（円）=1✕1✕35✕135=4,725円と計算されます。
尚、CFD銘柄に関してはpip=ポイントであり、価格の最小桁が1ポイントに該当することを覚えておくと良いでしょう！
ティックバリューはMT4またはMT5の銘柄追加画面→仕様から確認できます。
スプレッドは感覚的に計算することもできます。
例えば、金の買/売レートが、1905.40/1905.05であれば、1ozあたりのスプレッドは0.35ドルです。1ロットのポジションを持つということは、100ozの金を取引するのと同様なので、100✕0.35=35ドル。つまり、35✕135=4,725円のスプレッドが発生するとわかります。
以上で貴金属の説明は終わりです。先物の満期日に気をつける点以外は普通のFX取引となんら違いがありませんね！
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よくある質問（貴金属）
| 銘柄 | 冬時間 | 夏時間 |
|---|---|---|
| 金 | 月曜日07:05～土曜日06:50 | 月曜日06:05～土曜日05:50 |
| 銀 | 月曜日07:05～土曜日06:50 | 月曜日06:05～土曜日05:50 |
| パラジウム | 月曜日07:05～土曜日06:10 | 月曜日06:05～土曜日05:10 |
| 白金 | 月曜日07:05～土曜日06:10 | 月曜日06:05～土曜日05:10 |
ここで1ozの価格が1,900ドルであれば、1ロットの価値は1,900ドル✕100oz=190,000ドルです。また、1ozの価値が1800ドルであれば、1ロットの価値は1,800ドル✕100oz=180,000ドルとなります。
このようにコントラクトサイズの価値（１ロットあたりの価値）は現在価格に左右されます。
ポジションを持ち越す場合は、この日に現ポジションのクローズと同時に次市場における新規ポジションを建てる必要があります（手動ロールオーバー）
白金・パラジウムは先物取引のため、スワップポイントは発生しません。
また、最小スプレッドも変更になることがありますので、適宜、公式サイトで確認するのが良いかと思います。
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