CFDとは差金決済取引のことで、投資家は現物を所有することなく様々な金融商品を売買できます。FXと同様にレバレッジは最大400倍であり追証も発生しません。
iForexのCFDは銘柄数がズバ抜けています!!
CFDといえばゴールドにシルバー、原油、ナスダック、日経平均などが定番であり、取り扱っている銘柄も50種あれば多い方です。
一方のiForexの取り扱い銘柄はおよそ800種類です!特に株式に力を入れており日本株からアメリカ、EUなど世界各国の主要株が軒を連ねます。
CFDにはオーバーナイト金利や配当金はたまたロールオーバーといったFXにはない用語が出てきます。今回、iForexのCFDについてトレード開始前に知っておきたい知識についてまとめました!
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CFD取引とFXの相違点
FXと異なる点
取引時間
CFD銘柄は各国の市場に従うためFXと取引時間が異なる
証拠金
FXではレバレッジから証拠金を求めたが、CFDでは証拠金率から証拠金を計算する
オーバーナイト金利
ポジションを1日持ち越すごとに発生する金利。FXでいうスワップポイント
配当金
株式CFDのみ対象。配当日に買いポジションを保有していると配当金が貰える
CFDには先物と現物がある
CFDには先物と現物の2種類があります。これはFXにはない概念です。
iForexでは、商品と指数は先物、他は全て現物になります。先物と現物のいずれも取引手数料はなく、オーバーナイト金利が発生することは同じです。
唯一、異なるのが取引期限の有無です。
上図は日経平均の商品情報ですが、契約ロールオーバーが満期日です。この契約ロールオーバーは先物だけに設定されており、現物に期限はありません。
CFDの取引時間は?
取引時間はFXのように平日24時間ではなく金融商品によって異なってきます。
「商品情報」から取引時間を確認できます。オーバーナイト金利との絡みもあるため必ずチェックしておきましょう。
尚、iForexで掲載されている取引時間はグリニッジ標準時間のGMTです。日本時間はGMT+9であるため、掲載時間を9時間進めることで日本時間となります。(夏時間はGMT+8)
証拠金はどうやって計算すればいいの?
証拠金は証拠金率から計算できます。
数量 × 価格 = 取引金額 ➡ 取引金額 × 証拠金率 = 証拠金
といった流れで
iForexの場合、数量を入力すると自動的に証拠金を算出してくれるので便利ですね。
重要なのは証拠金率は「必要証拠金維持率」と「時間外必要証拠金」の2つあることです。
通常の取引時間における証拠金率 → 必要証拠金維持率が適用
オープン直後、クローズ直前における証拠金率 → 時間外必要証拠金が適用
市場の始まりと終わりは時間外必要証拠金によって必要証拠金が計算されるため、必要証拠金が増えることになります。
例えば口座残高20,000円の時に通常の取引時間に15,000円の証拠金を使い建玉を持ったとします。市場がクローズする直前には証拠金が25,000円に増えたとするとどうでしょう?
証拠金維持率が133% ➡ 80%に減少します。
証拠金維持率が下がったために、新規建玉を持てないのと同時にロスカットするリスクが増します。
このような事からiForexでの取引は、「時間外必要証拠金を把握して、余裕を持った資金管理のもと行う」ことが重要になってきます。
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オーバーナイト金利って何?
CFDの売買には手数料ありませんが、オーバーナイト金利というものがあります。発生するタイミングは1日1回、日をまたぐたびに発生します。
調整金がプラスなら金利を受け取ることができ、マイナスなら支払う必要があり、口座に自動的に反映されます。
これはFXのスワップポイントそのものです。FX経験者なら何も違和感がないと思います。
また、オーバーナイト金利は取引最終日の金曜は3倍の金額が発生します(ウィークエンド金利)。これは土日休場分の金利が金曜日に一括請求されるためです。
オーバーナイト金利は商品情報から確認する事ができます。
上図はWTI原油のものです。オーバーナイト金利が売りで62円、買いで852円、いずれもマイナス金利になっていることが分かります。
満期日における自動ロールオーバー
商品や指数などの先物には満期日が決まっています。
満期日には市場がクローズしてしまうため、そこで取引を一旦終えることになり、保有ポジションがあると全て強制的に解消(決済)されてしまいます。
次限月の市場においても継続してポジションを持ち続ける事をロールオーバーといいます。このロールオーバー、業者によっては手動で対応せざるを得ないところもありますが、iForexでは自動的に処理をしてくれます。
ここで知っておきたいのは、ロールオーバーの日にポジションが調整されることがあるという事です。ポジション調整によって価格調整による差益損の発生、指値・逆指値レベルの変更といったものが発生します。
先物の「満期日には調整がある!」ぐらいに覚えておけばOKです。
ロールオーバーの日時は商品情報の契約ロールオーバーから確認できますね!
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ビットコイン等の仮想通貨に対応
仮想通貨CFDから撤退する業者が多い中、iForexは今でもトレードできます!
取引できるコインは、ビットコイン、イーサリアム、リップル、ダッシュ、ライトコイン、ビットコインキャッシュ、EOS、モネロの合計8コイン。
その全てで最大レバレッジは10倍となっています。取引時間はFXや他CFDと違い、24時間365日いつでも取引可能です(メンテナンス時間除く)
一昔に比べたらボラティリティは落ち着いた印象ですが、ビットコインはまだまだ健在です!この中で取引するならビットコインがオススメですよ。
株式銘柄の数が最大の売り
株式CFDはiForexの最大の売りです。数えてみたら全部で749銘柄ありました。
749銘柄は2020年7月時点の話です。2018年は428銘柄でしたので、徐々に数を増やしているようですね。
代表的なもの
日本 ➡ ソフトバンク、任天堂、日産、武田薬品、東レ・・なんでもあります。
アメリカ ➡ アマゾン、アップル、コカ・コーラ
ドイツ ➡ BMW、アディダス、ドイツ銀行
・・他多数
とにかく数が多すぎて紹介しきれません!株式CFDのレバレッジは最大20倍に設定されています。
知っておいてもらいたいのが、株式CFDには配当金がある!という事です。決算日に建玉を持っていると、各銘柄の「1株あたりの配当金」に応じて配当金が支払われます。
配当落ち日は11月29日です。
5,000株のロングポジションを保有しているトレーダーは、その取引が清算日時に未決済であれば、 0.35 x 5,000 = 1,750ドルの配当金を受け取れます。
配当金が貰えるのは買いポジションを持っている場合のみです。売りポジションの場合は逆に支払う必要があるので注意が必要です。
株式は銘柄が豊富でチャートを眺めているだけでも楽しいですが、注意すべき点はコーポレートアクションです。上場廃止等、株価に大きな影響を与えるイベント時にはポジション調整、場合によっては強制決済される可能性があります。
建玉を持ったらその動向には注意を払いましょう!
CFDでスキャルピングはできるのか?
iFOREXの禁止事項
①スキャルピング
②複数口座保有
③APIトレード
④アルゴリズムトレード
残念ながらiForexでは、スキャルピングは禁止取引となっています。
CFDだけでなくFXにおいても、スキャルピングは禁止です。スキャルピングの定義は様々ですが、iForexでは1日に十~数百に及ぶ取引と解釈されています。
スキャルピングではなくスイングやデイトレードで楽しみましょう!
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