オートチャーティストの使い方を完全ガイド

オートチャーティストの使い方

オートチャーティストとは、FX市場をあらゆる角度から分析してくれるEAです!

このEAの凄いところは、売買のタイミングを教えてくれるだけでなく、今後相場がどの価格帯まで動くのか?、予想通りに動く確率はどれくらいか?など有意義な情報を提供してくれる点にあります。

今回はオートチャーティストの導入や使い方について詳しく解説いたします!

オートチャーティストの導入方法

オートチャーティストはどのブローカーでも使えるというわけではありません

オートチャーティストは、autochartist社が提供する市場分析ツールです。この会社と提携している業者でのみツールが使えます。日本の業者だとサクソバンク証券、海外業者だとAXIORYが有名です。

今回はAXIORYを例にオートチャーティストの使い方を紹介いたします!アカウント作成がまだの方は公式サイトにて口座開設をしておいてください。

 公式サイト

Autochartlist.com

AXIORYのアカウントができましたら、オートチャーティストの公式サイトにアクセスして【Download Plugin】から導入しましょう。

 Auotchartistダウンロード

セットアップ

続けてセットアップを行います。「MT4プラットフォームを選択してください」と表示されたらAxioryを選択してください。管理人はXMも利用していますが、オートチャーティストには対応していないので選択しても意味がありません。

オートチャーティスト適用

インストール後、MT4を起動するとExpert Advisiorsの下にAutochartistが入っているはずです。そいつをチャート上にドラッグ&ドロップでOKです。

チャート画面に並んでいるものすべてがシグナルです!

View(表示)をクリックすると自動的にシグナルが出ている銘柄に遷移します。また、「Pattern Details」を開くとシグナルの詳細が確認できます。

このシグナルはオートチャーティストが自動的に収集・判断するため常に最新のものが表示される仕組みになっています。

シグナルはパターン、フィボナッチ、キーレベルの3つ!

① パターン

 

② フィボナッチ

 

③ キーレベル

シグナルを上記3パターンで知らせてくれます。

三角形 下降ウェッジ

①のパターンとは上図のように三角形や下降ウェッジといった長年の相場の統計から、

 

こういう形になったらこう動くだろう!!

 

というパターンを表しています。

つまり、動きが予測できるチャートパターンになった時にオートチャーティストが

 

チャンスだよ!!

 

と教えてくれるわけです。

因みにトレーダーに意識されているチャートパターンはたくさんありますが、オートチャーティストでカバーしているものは、その中で信頼度がより高い15パターンです。

フィボナッチ

続いて②のフィボナッチですが、これは一般的なフィボナッチを利用して相場を探るものです。

38.2%、61.8%など意識される値はもちろんABCDパターン、スリードライブなどフィボナッチのテクニックを自動的に抽出してエントリーポイントを教えてくれます。

品質

シグナルの発生頻度は少ないものの品質(この水色のバーが多いほど高信頼度)が良いのが特徴です!

レジスタンス サポート

最後に③のキーレベルです。

聞きなれない言葉ですが、簡単に言えば抵抗線、支持線に関するシグナルのことです。実はこのキーレベル、オートチャーティストで最もよく利用されているシグナルです。

サポートやレジスタンスといったトレーダーに意識されるある価格帯(ライン)を突破すると相場が大きく動くことがありますが、その動きを狙うのがキーレベルです。

発生頻度が高く、信頼性も良く、トレーダーにとっても分かりやすいシンプルなトレードポイントになっています。

以上のように説明した3パターンのシグナルにはそれぞれ

① 形成完了(ブレイクアウト)

 

② 形成中(アプローチ)

の2要素があります。

①の形成完了(ブレイクアウト)は

 

パターンができあがったよ!フィボナッチが成立したよ!ブレイクアウトしたよ!

 

というように3つのシグナルが成立した時に発生します。

すでに型ができあがっているため、信頼度は高いものの狙える値幅が小さい傾向があります。

形成完了

上図のようにタイプが「形成完了」や「ブレイクアウト」となっているものが該当します。逆に「形成中」「アプローチ」となっているものは、

 

これからパターンが完成するよ!これからブレイクアウトする可能性があるよ!

 

というように今後、型を形成する可能性が高い状態を表したシグナルです。

未完成のため、信頼度は若干落ちるものの、完成した場合に大きな値幅が狙える可能性があります。

この形成完了(ブレイクアウト)、形成中(アプローチ)の要素があるため、オートチャーティストでは全部で6通りのシグナルを出してくることになります。

オートチャーティスト画面の見方

ブラウザベース MT4ベース

オートチャーティストはMT4とブラウザの2通りの方法で見ることができます。

MT4で見ると情報が少なく、分かりずらいのが難点。ブラウザベースがオススメです!

ブラウザ画面へアクセス

ブラウザ画面への行き方はMT4を起動後、オートチャーティストの上図のようなアイコンからURLが分かりますので、ブラウザに貼り付けでOK。

オートチャーティスト画面

上図がブラウザベースの画面です。

①トレード機会からシグナルの確認が行える。ボラティリティ分析から各通貨ペアごとのボラティリティが見れる。パフォーマンス統計からオートチャーティストの過去データを基にしたシグナルごとの信頼度を確認できる。

②どの市場のシグナルを見るか検索できる。CFDsにすると日経平均などのCFD商品が、Crypto Currenciesだと暗号通貨、Forexだと通貨ペアを検索できる。また新規検索からオリジナルの検索フィルターが作れる。

③現在選択しているシグナルのチャートが表示される。

目標価格

形成完了やブレイクアウトとなっているシグナルに関しては、上図のように灰色の枠が表示される。これが今後予測される目標価格です。

その後の動き

上図のようにローソク足が白抜きの状態で表示されることがあります。

これは最初にシグナルを検知した時間以降のチャートの動きを表している。つまり、シグナルは継続中であり、目標価格を狙える可能性があると判断できる。

④はシグナルのパラメーター。内容は表示されている通り。重要度のバーが多いほど高信頼度。

⑤はシグナルの検索フィルター。シグナルはキーレベルのみで十分とか、形成完了のシグナルのみを参考にしたいといった時に使います。

⑥はシグナル一覧。シグナルは根拠が維持されている限り「取引可能なトレード機会」に分類されますが、チャートが想定通り動かず根拠が崩壊したものは「期限切れのトレード機会」に分類される。(テクニカルとして成り立たなくなる)

以上はweb版の画面の見方でした。

MT4画面の見方

上図はMT4ベースの画面です。見方はブラウザ版と同じですね。MT4だけで全てが見れるという利便性はありますが、検知時間が見れないなど情報量が劣ります。

「パターンの詳細」からシグナルのパラメーターが確認できます。最も重要な要素は品質です。

ボラティリティを確認

ボラティリティ

オートチャーティストは分析ツールとしても使えます!

Web版の「ボラティリティ分析」から各銘柄の次時間足における予測変動幅、時間毎の変動など、ボラティリティ情報を見ることができます。

これらの情報は損切や利確の判断にも使えますね!

各シグナルの統計分析も可能!

統計分析

オートチャーティストが発信するシグナルは統計が取られており信頼度は数値化されています。これらの内容はWeb版の「パフォーマンス統計」から確認できます。

外国為替(FOREX)におけるキーレベルのブレイクアウトの統計を開いたのものが下画像。

勝率

シグナルの6ヶ月間の統計値が表示されます。Patternはサポートかレジスタンスか、Directionは方向、Intervalは時間足、Symbolは通貨ペアを意味します。

Totalがシグナル回数、Correctが成功回数、Percentageがシグナルが予想通りに働く確率を表しています。

様々な尺度から統計が見れますが、IntervalやSymbolがよく参考にされます。

上画像からCAD/JPYにおけるブレイクアウトシグナルの予想的中率は75%と高い数値を示している事が分かります。

オートチャーティストの使い方について説明してきましたが、果たして

本当にオートチャーティストで勝つ事ができるの?

疑問を持たれている方も多いと思います。

管理人はAXIORYを通してトレードする際にはオートチャーティストをトレードの参考として起動させています。

どちらかというと裁量トレードのため、自分のタイミングでエントリーしますが、オートチャーティストで高品質が発生している場合は根拠の裏付けとしてロット数を増やすという使い方をしています。

使い方は色々あると思うので、自分のトレードスタイルに上手く合わせて使ってみてくださいね!

タイトルとURLをコピーしました