FXで24時間取引できる自動売買を行うにはVPSが必要です。VPSをレンタルしたら外出先でもスマホ等から確認したいところです。
以前の記事で紹介したリモートデスクトップのアプリを使ってもスマホからアクセスする事は可能ですが、より簡単な方法があります。
Google Chromeのリモートアクセス機能を使います!
これはブラウザを介してVPSにアクセスしようとするものです。
必要なものは、
① Googleアカウント
② リモートデスクトップアプリ(スマホ用)
たったのこれだけ!方法は至って簡単であり、設定も10分程度でできちゃいます。順を追ってみていきましょう!
Google Chromeのリモートアクセスとは?
Webブラウザの「Google Chrome」には様々な拡張機能があることは皆さんご存じだと思いますが、その機能の1つが今回紹介するリモートアクセスです。
自宅のPCに外出先からアクセスしたい場合などに使います。スマホやタブレット、パソコンといったインターネット接続機器ならどこからでも自由に自宅PCを操作が可能です。
今回の目的は、
MT4/5をインストールしたサーバー(VPS)にこのリモートアクセスを適用して、スマホから取引をいつでも見れるようにしよう!
というモノです。
VPSは国内サーバーから海外サーバーまで様々なものがありますが、今回は海外FXで利用者数の多いXMが提供しているVPSを例に紹介します。
尚、他社のサーバーでも同じ方法でアクセスする事ができます。
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VPS側の設定
まずはVPS側の設定としてChromeの拡張機能にリモートデスクトップを入れておきましょう!
XMのVPSに関しては以下を参照してください。
1.VPSにアクセスしたらGoogle Chromeを起動、http://remotedesktop.google.com/accessとURL入力します。
2.ダウンロードボタンを押して拡張機能の追加ページへ
3.「Chrome に追加」でChromeにリモートデスクトップ機能が追加されます。
4.ホスト側の名前を設定します。ここではVPSの事ですね。スマホからアクセスするときに分かりやすいように名前を入れておきましょう。
5.PINを入力。こちらはホスト(VPS)にリモートアクセスする際に必要なパスワードの事です。6桁以上の数字を設定します。
以上でVPS側の設定は完了です!
オンラインと表示されている状態の時のみ外部からアクセスができます。もちろんホスト側から停止や削除も可能です。
スマホ側の設定
続いてスマホ側(リモート側)の設定を行います。先んじて「Chrome リモート デスクトップ」をスマートフォンにインストールしておきましょう。
アプリはGoogle PlayストアやApp Storeから入手できますね。
1.アプリを起動したら【アカウントを追加】からホスト側で設定したものと同じGoogleアカウントでログインします。
2.ログインするとホスト側で設定したデバイスと同じものが表示されるので選択後、さきほど設定したPINを入力。
3.自宅のPCの場合はこのままリモートアクセスが可能ですが、VPSによっては【Ctrl+Alt+Delete】が求められることがあります。
【設定】→【Ctrl-Alt-Delを送信】から送信してください。
4.続いてVPS登録時に設定したアカウントを選択 → パスワードを入力してログインします。
以上でアクセス完了です!ちゃんと上のようにWindows画面が表示されたでしょうか?
操作はタッチパネル式になっており、キーボード入力は設定から呼び出して行います。ちゃんとXMのチャートも表示されていますね。
因みにリモートアクセスはChromeにログインしていればできるため、ブラウザは消しておいても問題なくログインできます。
GoogleアカウントとPINコードだけでリモートできるため、簡単で使いやすい反面、以上の2点が分かれば誰でもアクセスできるリスクもあります。特に自宅PCに不正アクセスされると色々な情報が盗まれる事態になりえます。
以上の2点の取り扱いには十分注意した上で使うようにしましょう!