MT4/5を使ってコピートレードを行う方法

MT4/5にはシグナルという機能が標準搭載されています。

このシグナルを使えばいわゆるコピートレードができるようになります。コピー先のトレーダーはMQL5コミュニティに登録したトレーダーが対象です。

そのほとんどが海外トレーダーです。

それぞれが取引履歴、口座残高、統計情報を公開しており、自分で詳細を確認した上でコピートレードに参加することができます。

上の画像は配信者の一覧です。

「コピー:30 USD」と表記がありますが、コピートレードを実施するには有料のものが多い点に注意してください!

相場は20USD~30USD程度が多い印象です。

もちろん無料で配信してくれているトレーダーもいますので、探してみてください。

市販のEAを購入するかコピートレードを導入するかは判断は分かれますが、「人の手を介在している方が安心だ!」って人はコピートレードの方が向いていますね。

尚、今回はコピーする側の記事です。

トレードを配信したい方は以下の記事を参考にしてください

事前準備

MT4/5のインストール

MQL5コミュニティ登録

この2つだけです。

MT4/5を実際に使うにはどこかのブローカーにて口座開設する必要があります。

試しにコピートレードを試してみたいという方はデモ口座で十分です。後述していますが、XMを利用すればVPSサーバー(24時間稼働サーバー)が無料で使えます。

コピートレードを前提とした取引を試すならXMをオススメします。

XM公式

MQL5コミュニティにはメルアドのみで登録できます。MT4/5でシグナルを受信する際にパスワードが必要になるので、忘れないように控えておいてください。

MQL5コミュニティ

尚、当たり前ですがコピー先のプラットフォームと自分のプラットフォームは一致させないと使用できません。

コピー先がMT5→自分もMT5

コピー先がMT4→自分もMT4

シグナル(コピー先)を探す

準備ができたところで、コピー先のトレーダー(シグナル発信者)を探します。

MT4/5のターミナル画面のシグナルから探すこともできますが・・見づらく使いづらいのでMQL5コミュニティから探しましょう!

MQL5シグナルページ

左のフィルターから「トレード時間」「料金」「利益率」などの詳細な条件からシグナルを探すことができます。

尚、フリーのシグナルを探す時は購読無料USD「0-0」に設定して検索してください。

上の『Broker Sever』に自分が使っているブローカーのサーバーを指定してあげれば、ブローカーに応じた最適なシグナルを探し出してくれます。

各シグナルをクリックすればコピー先の成績(資産推移、取引履歴、トレード回数等)を詳細にみることができます。

有料版を使いたい場合

事前にMQL5コミュニティに入金する必要があります。

マイページにログイン後、『口座への入金』から手続きが行えます。

クレジットカード決済以外にもpaypalやwebmoneyが使えます。

導入

コピーするシグナル(トレード)が決まったら実際に導入してみましょう。

今回はフリーシグナルを提供しているglliesさん(フランス)のトレードをコピー。

『コピートレード』をクリックするとMT4が起動します。

MT4のターミナル画面に上のような表示がされます。

パスワードにMQL5コミュニティに登録した時のパスを入力。

※上の画面が表示されない方はMT4/5経由でMQL5に一度ログインしてください『ファイル』→『MQL5ログイン』

シグナルの設定画面が表示されます。

「シグナルの使用条件に同意する」「リアルタイムのシグナル購読を有効にする」

この2つには必ずチェックを入れます。入れないとコピートレードできませんので・・

S/LとT/Pをコピーする

コピー先のトレーダーと同じ利確、損切を行うかどうかの設定。チェックを入れなければ決済は自分で行うことになります。

確認なしでポジションを同期する

非チェックだと同期時に確認画面が表示されます。相手に完全に委ねるならチェックを入れてください。

最大証拠金使用率

新規ポジションの注文量(ロットサイズ)を決める重要な設定です。これに関しては残高の違いからコピー先と全く同じにはなりません。自分の口座残高とコピー先の残高を照らし合わせた上で注文量が決まります。

コピー先トレーダーの残高を基準にして注文量を決めます。

例えばコピー先が100万の口座残高で1Lot注文→自分の口座残高が100万なら同じ残高なので同様に1Lotの注文を入れます。

自分の残高が50万なら半分の残高になるので0.5Lotの注文を入れることになります。

この自分の残高を『最大証拠金使用率』で決めます。

コピー先の口座残高を①として

②自分の全残高×③最大証拠金使用率=④コピートレードで使う自分の残高

④÷①×コピー先の注文量=⑤自分の注文量

ややこしいですが、④をコピー先の残高に合わせれば相手と全く同じトレードになることはわかると思います。

ここでさらに追記すると、コピー先のレバレッジ設定自分のレバレッジ設定の場合は注文量がさらに変化します・・

自分が使っている業者のレバレッジ÷相手が使っている業者のレバレッジ

この割合が⑤に掛かってきます。

コピー先のレバレッジ設定自分のレバレッジ設定の場合は変化がなく、⑤の注文量そのままです。

残高やレバレッジがコピー先と違うと注文量が違ってくる→利益率に影響

その結果、意図しない結果になり得るので条件はコピー先とできるだけ揃えるようにすることが重要になってきます。

証拠金が下回ったらストップ

シグナル購読を止める有効証拠金を設定します。

許容差(スリッページ)

コピー先との注文価格との差の許容範囲を設定。ブローカーによってレートが微妙に異なるので、コピー先とブローカーを揃えておくとスリッページを減らせます。

以上の設定が完了したら『OK』をクリックすれば同期完了です!

『操作履歴』に「synchronization finished successfully」(同期成功)と表示されています。

コピートレードの更新と停止

コピートレードの配信期限は原則1か月です。

使い続ける場合は更新ページにアクセスして更新してください。

停止する場合は2通りの方法があります。

一時的に停止させる場合は、『ツール』→『オプション』→『シグナル』から「リアルタイムのシグナル購読」のチェックを外します。

再開する場合はチェックを入れてください。

完全に停止させる場合(もう使わない場合)は、ターミナル画面の『シグナル』から「購読停止」を選びます。

注意して欲しいのが「購読停止」を選択後に再開したい場合、一からの手続きになります。

有料の場合、再び購入手続きをしないと使えないのでご注意を!

コピートレードを本格的に行うには

VPSの導入は必須です。

シグナルを提供しているトレーダーの多くはEAを使った売買で利益を上げています。

EAによる売買はメタトレーダーが24時間稼働しっぱなしの状況です。つまりコピー先のトレーダーはVPSサーバーを使っています。

相手と全く同じ売買を行うには環境を一致させる必要がありますね。

VPSはMT4/5をインストールできるサーバーのことで、自宅PCを付けっぱなしにしなくても常に相場を監視し続けます。

VPSサーバーは有料のものがほとんどですが、海外ブローカーのXMを利用する事で無料レンタルできます。

ただし無料で使うには以下条件をクリアする必要があります。

使用条件

・口座開設

・5,000ドル以上の口座残高

・1ヶ月に最低5Lot(往復)の取引量

また、XMのVPSはデータセンターに隣接した位置にあるため、約定速度を大幅に向上させられるメリットもあります!

さらには、MT4だけでなく、MT5にも対応!MQL5のコピートレードを全てカバーできます。