同ウィンドウ内に複数のチャートを重ねて表示したい
チェックリストを作りたい
各主要市場の時間をチャート上で視覚的に表示したい
などなど、FXに役に立ちそうなインジケーターを5つ紹介します!
同じチャート内にウィンドウを重ねる
上の画像はGBP/USDのチャートにUSD/JPYのチャートを重ねたものです。
「OverLay Chart」を使うことで複数のチャートを1つの画面内に収めることができます。
2つだけでなく3つ4つ・・・といくつでも重ねることができますが、かなり見にくくなるので適用は現実的に2つ程でしょうか。
パラメーターは以下の通り。
・Sub Symbol → 重ねたい通貨ペアを入力(直打ち)
・Bull Bar Color → ローソク足陽線の色
・Bear Bar Color → ローソク足陰線の色
・Grid Color → 追加するペアの価格帯(グリッド)の色
・Mirroring → 価格のスケールを合わせるかどうか。trueで合わせる、falseで合わせない
主要市場の取引時間を表示
FXの主要取引市場はアジア、EU、USAの3つで、各市場ごとに特徴があります!
例えばアジア市場の朝時間なら相場はほとんど動かず、レンジ幅がそれなりにあればスキャルピングができることもあります。その後、日本時間に入れば流動性が増してきます。
それからEU、アメリカ時間に入ると相場が一方向に動くことがよくありますし、逆にその前の市場を否定するような動きを見せたりする事もあります。
特にEUとアメリカの時間帯が被る22時あたりからはボラティリティが急速に増していきます。
このような事から各市場の特徴や時間帯を把握することは大変重要になってきます。
「Indicator of Trading Sessions」を使えば各市場の時間をチャート上に色付きで表示してくれます。
AsiaとEUの間の黄色枠、EUとUSAの間の薄いグレー枠はそれぞれの市場が重なっている時間帯になります。
パラメータで設定できるのは時間と色です。
時間設定はMT4標準のタイムゾーン(GMT+2)になっていますので、日本時間(GMT+9)にしたい方はBegin(始まり)とEnd(終わり)を変更しましょう。
タイムゾーンをGMT+9に設定
MT4のタイムゾーンは初期設定でGMT+2(ニューヨーク時間)になっています。
「グリッド表示インジケータ」を使えばチャート上のタイムゾーンをGMT+9(日本時間)に自動設定してくれます。パラメータで色やグリッドの設定が行えます。
ダウンロードはHTさんのサイトにて無料ダウンロードできます。
指定した期間における価格の変動率を表示
指定した期間における価格の変動率を表示してくれるインジケータです。各通貨の強弱関係を調べるのに使えたりします。
緑色の数字は上昇、赤字は下落、数字は上昇率(下落率)を示しています。
パラメータのPairsに表示させたい通貨ペアを直打ちで入力します。通貨ペアはカンマで区切ってください。Period for calculatingで変動率を見る期間を指定します。
ダウンロードは以下のページより
チェックリストを作成
簡単なチェックリストを作成してチャート上に貼り付けておくことができます。
例えば重大な経済指標がある日、トレード前にチェックリストがあれば「指標を考慮していなかった!」というミスを避けることができます。
Check01~Check20まで合計20のチェックリストを同時に表示できます。
欠点は日本語には対応していないことです(´・ω・`)文字化けしてしまうので英語のみ入力可となっています。